こんにちは!
植物大好きなインテリアコーディネーターのたけながえりです。
インテリアに欠かせないものと言えば室内グリーン♪
お花も野菜も多肉植物もなんでも好きですが、室内で楽しめる観葉植物の中だと特にモンステラが好きです!
今回は、我が家の二年目のモンステラの植え替えについてまとめたいと思います。
コバエに悩まされた過去のあるたけながが、土の配合にもこだわって株分けしてみました!
この記事を読んでいただくと…
- モンステラの植え替え方法が分かる
- モンステラの植え替えタイミングが分かる
- コバエ対策方法が分かる
- コバエ対策の土のブレンドの方法がわかる
お役に立てれば幸いです。
ではでは行ってみましょう♪
モンステラってどんな植物?
簡単に言うと「初心者さんが管理しやすくて、かっこいい植物」です!!
一番最初観葉植物を始めるなら本当にオススメな植物だと思います。
詳細は↓↓
モンステラはつる性の着生植物で、原生地では、付着根で樹木やヤシ類などに這い上がって伸びていきます。深い切れ込みや穴がある葉形が独特なので人気があります。
みんなの趣味の園芸より
モンステラ(Monstera deliciosa)は、茎は太く、葉は光沢のある緑色となり、羽状に大きく切れ込んだり、葉脈間に穴があいています。大きく育つと、白い仏炎苞と緑色の肉穂花序をつけた花が咲きます。果肉がバナナとパイナップルを合わせたような味でおいしいので、種小名にデリキオサ(美味)の名がつけられています。
基本情報
園芸部類:観葉植物
形態:多年草
原産地:熱帯アメリカ
草丈/樹高:10~200㎝
栽培難易度(1~5):レベル1
耐寒性:弱い
耐暑性:強い
特性・用途:常緑性。日陰でも育つ。つる性。初心者でも育てやすい!
オススメポイント
★育てやすさ
我が家はリビングの日陰の棚の上に置いています。
真っ暗でなければ結構育つので、場所をあまり選びません。直射日光が当たらなければ大丈夫です。
水も好きだけど、そんなに頻繁にあげなくていいというのもらくちんです。
(我が家のモンステラは水やりが1~2週間毎になっています。)
お水が欲しいときは葉っぱが下がってくるのでとってもわかりやすいのも良いところ♪
頻繁に日光浴をさせたり、葉っぱに水を吹きかけたりもしなくても育ちます。
とにかく丈夫で、適応能力に優れているな~と思っています。
特に肥料をあげなくても、夏場はぐんぐん成長して新芽を見せてくれるのでとっても嬉しくなります。
★インテリア性
風通しが良ければある程度日陰でも大丈夫なので、好きなところに置いて楽しめます。
切れ込みのある葉がとってもおしゃれでなので、リビングに一つ置くだけで、存在感があり、インテリアのポイントとして活躍してくれます。
「なんか物足りない!」というところへ「ドン!!」と置くと空間全体が引き締まる…そんな印象の植物です。
株分け&植え替えのタイミング
植え替えのタイミングは
- 下葉が黄色くなってきた
- 新芽が出なくなってきた
- 新しい葉が小さくなってきた
- 根っこが鉢穴からはみ出している
このような状況になったら植え替えのタイミングです!
我が家のモンステラはすべてに当てはまるようになりましたので、植え替えタイミング!!
季節は5月~9月が適しています。成長期に植え替えてあげると回復が早いです。冬場はなるべく植え替えしないことをお勧めします。
コバエってどこにいるの?
モンステラの植え替えをする前に、コバエのことをお伝えします。
観葉植物から小さなハエが飛んできたことはありませんか?
これは、キッチンの生ごみなどから発生するコバエとはまた種類が違い、
「キノコモグリバエ」という名前のハエです。
このコバエは有機物に卵を産んで繁殖します。つまり、土の中の有機物(腐葉土や有機系肥料)等から発生しています。
発生してしまうと、薬剤を使用したり捕虫シール等で捕獲するのですが、まず発生させないことが一番大切です。
購入したての苗は、管理が悪かったり土が悪い場合は既にコバエが住んでいる可能性がありますので、自宅で育てる前に土を替えることをオススメします。
ノーモアコバエブレンド土の作り方
有機物にコバエがいるので、そういった土を使わないブレンドにすると大丈夫です。
市販の「観葉植物の土」「室内植物用の土」等の名前の商品で、虫が付きにくいと書いてある商品なら使えると思います。
但し、100円ショップの観葉植物の土はオススメできません。一度使ったことがありますがかなりコバエが発生してとても困りました。
わたしは、100円ショップの土で痛い目をみたトラウマから、市販のブレンド土は、実際のところどれがいいのかわからないし、有機物が入っていないのかどうかなど大変わかりにくいという理由で使いたくなくなりました。
だったら、何が入っているかわかるように自分で配合した方が悩みが少ないぞ!と思い、ブレンド土を作ることにしました♪
それと、土をブレンドするってなんか面白いので!(笑)上級者みたいじゃん!と。
ということで、色々と調べた結果、配合は以下の通りとしてみました。
◆赤玉土(中粒)・・・50%
◆鹿沼土・・・25%
◆バーミキュライト・・・25%
有機物の腐葉土等は使用せず、無機物の土オンリーで配合しました。
赤玉土も鹿沼土も、お水を上げると色が変わるので土が乾いているかどうかわかりやすいのでとってもオススメの土です。
元肥は基本的に入れません。大きく育てたい方は入れてもいいと思いますが、有機物ではない肥料をいれてくださいね♪
株分け方法
手順は以下の通り!
- 鉢から出す
- 根をほぐして古い土を落とす
- 鉢に鉢底ネットと鉢底石を入れて、土を入れる
- バランスを見ながら土を追加する
- 箸などで土をつつきながら、土が根っこの隙間にしっかり入るように入れ込む
- 水をたっぷりあげる
鉢から出す
グルグル巻きになっている根っこ!
鉢から出しにくいときは、鉢の側面をグーパンチしてみましょう!土がほぐれやすくなりますし、ストレスも発散♪
苗の根元をしっかり持って、引っこ抜きます♪
写真ぐらい根っこが張っていると、ほとんど土が無いので苦しかったと思います。こうなる前に是非植え替えを!!
根をほぐして古い土を落とす
古い土は、写真位にほぼ落として大丈夫!植え替え前はお水やりをしばらく控えておくと、古い土がパラパラと落ちてくれるのでやりやすいです。
土を落とすと、もともと寄せてあった苗が簡単に分かれるようになります。
今回は3株が寄せ植えされていた鉢でしたので、根をほぐして3つに分けることができました。
株分けするときは、根っこの絡まりをほぐしてから観察すると、どこが分かれるのかわかりやすくなります。(写真を残していなくて残念…)
根っこをなるべくちぎらないよう、慎重に絡まりをほぐしましょう♪
鉢に鉢底ネットと鉢底石を入れて、土を入れる
大物になると鉢と土でかなり重くなるので、裏技です!
鉢底石を発砲スチロールにしてみました。通気性も抜群だし、お金もかからないし、軽いし、ゴミに出しやすいのでとっても使い勝手が良いのでオススメです。
鉢底石は下から3㎝位入れます。その上に土を入れましょう。
土は根っこの長さを見ながら、先にある程度入れておきましょう。
バランスを見ながら土を追加する
鉢の上端から3㎝下の位置に株元(根っこと茎の境目)が来るように土を調整します。
ウォータースペースと言って、お水やりの時に土やお水が溢れないようにするためのスペースを残すためです。
箸などで土をつつきながら、土が根っこの隙間にしっかり入るように入れ込む
割りばし等、長い棒で大きな根っこをなるべくよけながらグサッグサッっと土をつつきます。
根っこと土の間に隙間があると、苗がぐらついて根付くのが難しくなります。土と根っこに隙間ができないように、ここはしっかり土を隙間に入れましょう。
ただ、土をぎゅうぎゅうに押し込むという意味ではないので、ガッチガチに入れないでくださいね。あくまでも隙間をそっと無くす…そんな感じです。
水をたっぷりあげる
土をしっかり入れることができたら、最後にお水をあげましょう。
鉢穴から流れ出るほどたっぷりとお水を流します。
茶色いお水が出てきたらそれが流れなくなるくらいしつこくお水をあげてください。
茶色い濁ったお水は土の細かい粒なので、この細かい粒は土の中にない方がよいです。根っこに詰まって根腐れの原因になります。最初のお水やりはこれでもか!と沢山あげてくださいね。
2回目以降のお水やりは、植物をよく観察して、欲しがっていたらあげるようにしましょう。
わたしの経験からですが、あげようかなと思うタイミングに+2.3日目安で控えめにすることで、根が水を求めて根張りがよくなります。
まとめ
今回は、寄せて植えてある株を3株にただ分けただけの株分け方法をお伝えしました。
これなら、株のダメージも少ないし、初心者さんでも失敗無く簡単に鉢を増やすことができます。
水はけのよい、虫が付きにくい配合のブレンド土ですので、他の観葉植物にも使うことができますよ。
室内管理するので、清潔で虫が付きにくい土ってとっても使いやすいのでオススメです。
ぜひ、お試し下さい♪
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