こんにちは!ご訪問頂きありがとうございます。
インテリアコーディネーターのたけながえりです。
前回は忘れ物をどうにかしたい!という気持ちで家族で使える「忘れ物撃退ロッカー」を作るために
ホームセンターで棚板を購入してきたところまでをお伝えしました。
※前回の記事はこちらから↓
材料もそろったことだし、さっそく設置していきます!!
まずは全部出す!!
中に押し込められていたものは一度すべて外に出して並べてみます。
不要なものは処分し、必要なものは「ここにないといけないのか?」ということを考えます。
その結果、夫の一部のもの以外は移動しても問題ないということになりました。
最下段の掃除機はウォークインクローゼットへ移動し、ティッシュのストックは洗面所へ。
使わなくなった収納雑貨等は、また他の収納時に活用すると考えて…
結局、ここに残すべきものは手に収まるほどの量になりました(笑)
(この、全部出し!という方法はどの片付けについても使えるので、また詳しく記事にしたいと思います。)
空っぽになったスペースに、棚を設置していきますよ!
高さを確認して、金具を取り付ける
この小さな金具を…
壁の本体(棚柱)に取り付けます。
我が家の棚受け金物のメーカー、スガツネ工業の棚柱には数字が書いてあるので、4か所の高さを合わせやすかったです。
この金具を設置する高さは、家族と一緒に決めました。
実際に置きたいものを用意して、
「こんな風に置くようになるけどいいかな?」と確認します。
大体の高さで付箋を貼って、位置が分かるようにしておくと、金具を取り付けやすいですよ。
子どもの棚は、収納場所で物の出し入れをすることを想定して、ゆとりをかなりとっています。
特に、ランドセルは開け閉めの際にカバーを上げたり閉めたりをするので、動作も実際にやってみると高さを決めやすいと思います。
ちなみに、我が家の高さ設定は、下から優先的に寸法を決定して…
長女ランドセル棚→50㎝
次女通園バッグ棚→40㎝
夫と私の鞄棚→それぞれ30㎝
となりました。
棚板を置く
金具を設置したらカットしてきた棚を置いてみます。
追加購入した棚は元々の棚より厚さが薄いので、荷重がかかりにくいところへ追加させます。
今回は子どもの棚は厚いものを使わせて、大人は薄い棚にしました。
子どもは何かの拍子に棚に力を入れるかもしれませんので(;’∀’)
棚を設置すること自体は力もいりませんし、先ほど設置した金具の上に乗せるだけですので簡単です!
計画していたものを置いてみる
じゃーん!!こんな感じになりましたよ!!
今回、棚を2枚追加できたので、ランドセルスペースの上にもう一段棚を追加してみました。
給食袋とかマスクとか置けますね。
私の収納棚です。
側面に突っ張り棒を取り付けることで、ぶら下げ収納ができます。
スケールは結構使用するものなので、こちらに収納します。
次女ちゃん通園バック棚です。
高さはプールバッグのサイズが余裕で入るようにしました。
白いかごの中身は食事袋に入れるタオルとマスクを入れています。
「今日はこのタオルじゃない!!」という、朝の気まぐれを本人自らの手で修正してほしい…
そんな気持ちで全部こちらへ!!
次女には、家に帰ったら、コップや箸はキッチンへ出し、袋やタオルは洗濯機へ入れて、鞄はここへ戻すというルールを伝えました。
出されたコップや箸は私が洗い、洗ったものはこの棚へ置いておきます。
ちょっとしたことですが、自分でできることを増やす作戦です!
長女は帰ったらここへランドセルをイン!
連絡帳と連絡袋は私に渡すように伝えています。読んだらまたランドセルの上に置いておきます。
長女の棚と次女の棚との間の小スペースな棚へは長女のマスクと、持っていくものを置くことにしました。
各自、自分の棚ができてうれしそうです。
この棚は基本的にはそれぞれが管理するので、何を置いてもオッケー!
出かけるときに忘れないようにそれぞれで工夫して管理するようにしよう!ということにしました。
その後のたけなが家
棚を作ったたけなが家のその後をのぞいてみます~
帰宅時
長女「ただいま~!あー疲れた!どっこいしょ!」
長女は玄関で水筒と箸をキッチンに出して、連絡帳を私に提出してランドセルを棚へ収納します。
私「はい、ありがとう、手を洗ってお茶でも飲もう」
次女は通園バッグをリビングに持ってきて、投げている…
私「次女ちゃん~水筒と箸とコップ出してよ~」
次女「わかってる~今は疲れたからご飯までにやる~」
私「わかった!じゃあよろしくね」
夕食前
私「はーい、もう少しでごはんだよ!テーブルの上は片付けて~!」
次女「(コップ等を出しながら)お母ちゃん、ここに置いておくね」
長女「オッケー!ご飯終わったら洗っとくよ!疲れていたのに出せたね!!」
長女は出していた筆箱やプリントをランドセルに片付けている。
長女「明日は学校の本を返す日だから棚においとく~!」
私「よく気づいたね!これで忘れないね!」
翌朝
洗って干していたコップと箸と歯ブラシを次女の棚へ置く。洗ったタオルは棚のかごへ入れる。水筒はお茶を入れて一緒に置いておく。
長女の箸と水筒もランドセルのそばに置いておく。
長女「今日はちょっと寒いから長袖入れていこう…あ、図書館の本も!」
次女「今日は違うタオルにする~。くまちゃんにする!お母ちゃん、連絡帳書いた?」
私「書いた~今持っていく!」
次女「ありがとう!」
夫「長女ちゃん、準備オッケー?」
長女「うん、大丈夫~!いってきまーす!」
みんな「いってらっしゃーい!!」
朝からのあれが無い!これが無い!というゴタゴタもですが、
帰ってからの片付けてよ~というストレスもかなり減りました!!
忘れ物撃退ロッカーの良かった点・改善点
実際に設置してから一週間で、本当にやってよかった!!という点が沢山ありました!
これを読んだらきっとあなたも作ってみたくなるかも…
良かった点
- 出かけるときに棚にあるものを空っぽにしたらいいので子どもにも分かりやすくなった。
- 出掛ける際に必要なものがまとめてあるので、あっちやこっちに移動して準備することが少なくなった。
- 普段の荷物を減らしたいときも、減らした荷物を棚に残しておけば、次に出かけるときに忘れない。(私は手帳をよく忘れていましたが、これで忘れなくなりました!)
- ここに入れておけばいい!というルールができたことで、出しっぱなしのままが無くなった。
- 出しっぱなしの状態を他の家族が見てもわかるので、お互いに声を掛け合って片付けることができるようになった。(夫が子どもの片付けに協力しやすくなった)
- 放置された鞄が無いのでリビングがすっきりしている。
- めったに使わなかった棚が有効活用できた
- 自分で管理する棚ということで、準備の主体が子ども自身になり、私の管理する負担が減った。
- 帰宅後のほったらかしの鞄を探って洗い物などを出す手間が減った
- 不要なものを片付ける良いきっかけになった。
- 放置された鞄を見ながら「なんで片付かないんだろう…」と毎日思うストレスが減った!!
- 「片付けて~」「出して~」という言葉より「出してくれてありがとう!」と良い言葉が増えた
- 片付けられた自分!という自己肯定感が上がりまくった!!
たまに「これは忘れ物では…」とは思うこともありますが、本人が管理しているので黙っています。
ちょっとくらい忘れ物もしてみて、自分で対応を考えるのも学びですよね。
良かった点が沢山あって、本当に毎日ハナウタです~♪
まだまだ改善できそうなところがありますので、さらにレベルアップすることも期待できそうです!
改善点
- 次女・長女の帽子の場所が不確定
- ティッシュやハンカチも一緒に収納したら準備しやすそう
- 扉の開閉向きが玄関土間側だとものを取り出しにくいので、扉を取り外してカーテン等にしたい
- 自分の棚をカスタマイズして、もっと収納しやすくしたい!
今回はただ棚を設置したのみなので、これからそれぞれの棚を各自で使いやすいようにカスタマイズしていこうと思っています。
使いながら要望を聞いて、棚も成長して、子どもたちの問題解決能力も成長したら一石二鳥ですよね。
まとめ
元々の棚は引っ越して2年以上そのままでした。
今回の思い付きから計画時間は1日、実施1日であっという間にできました。
モヤモヤしていた棚を整理整頓して使いやすくしたことで、他のお困りごとも片付いてとても気持ちがよくなりました。
片付けって、なかなかやり始めるまでが腰が重いのですが、
決心してやってみると「なんで今までやらなかったのかな?」と思うくらい便利になって驚きます。
モヤモヤを日々貯めていくより、えいや!と一歩踏み出す勇気をもって「ここでモヤモヤを断ち切るんだ!!」と決めることが大切だなと感じました。
読んでくださる皆さんと一緒に、ハナウタを増やせたらと思います♪
長くなりましたがお読みいただきありがとうございました!!
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