【初心者向け】インテリアのプロが厳選する育てやすい観葉植物3選

植物

お部屋におしゃれな植物を置いてみたいけれど、「枯らしちゃうかも?」「我が家の雰囲気にどれがあうのか悩む」と悩んで諦めてしまってはいませんか?

インテリアは家具だけでは完成せず、お部屋の装飾が欠かせません。

なんだか物足りないお部屋の印象をランクアップするには、インテリアの装飾の一つに植物を加えるのがとてもおすすめです!

今回は、植物好きなインテリアコーディネーターとして、10年間お客様へご提案してきた私が初心者さんでも育てやすい観葉植物を厳選してご紹介します。

育て方のポイントもあわせて解説しますので、初めての一鉢選びにお役立てください。

観葉植物を育てる際のポイント

観葉植物を選ぶ際に知っておくと得する育て方のポイントを5つご紹介します。

①置き場所

植物は生き物なので、生育環境はもっとも重要です。

「ここに置いたらおしゃれかな?」という決め方は植物が枯れてしまう原因の一つになりやすいです。

部屋をよく観察し、それぞれの植物に合った場所へ配置しましょう。

②日の当たり具合

観葉植物は、直射日光の当たらない、レースカーテン越しの日光を好む品種が多いです。

ジャングルを想像してみてください。

巨大な樹の葉の下、木漏れ日の中でひっそりと育つ植物こそ、私たちが手にしやすい観葉植物の品種です。

植物の特性により半日影(新聞の記事が読める程度の光)でも問題ない品種もあるので、購入する際は育て方をよく調べるか店員さんに聞くことが大切です。

③風通しの良さ

自然の風が当たる場所がベストですが、なるべく人がよく行き来する場所がおすすめです。

人の動きによって空気が循環し、植物に必要な二酸化炭素が運ばれやすくなるためです。

一方、寝室や浴室などの日中は締め切っている部屋にはおすすめできません。

極度の乾燥を防ぐため、エアコンの風が直接かからないように注意してくださいね。

④室温

観葉植物は、夏の高温多湿は得意ですが、冬の寒さが苦手な品種が多いです。

室温が10度を下回らないように気を付ける必要があるので、温度計があるととても便利です。

特に、冬場の窓際は寒くなりやすいので、窓から少し離してあげると良いですよ。

⑤土の状態

黒いポットに入った苗の状態であれば、取り出して新しい土への植え替えが必要です。生産者さんと家庭では育てる際に適した土が違うためです。

また、観葉植物に発生しやすいコバエを減らせるので、虫がとても苦手な方には植え替えが欠かせません。

市販の観葉植物用の土を使って自分で植え替えることが一般的ですが、植え替えサービスのあるお花屋さんに相談してみるのも一案です。

初心者さんに育てやすい観葉植物3選!

ここからは初心者さんにおすすめの植物をご紹介します!

①モンステラ

我が家のモンステラ!4年目を迎えて株分けをして鉢が増えました。

切れ込みの入った葉っぱがとてもおしゃれ!

ほぼ一年を通して、お花屋さんやホームセンターなどで購入できます。

中型のものから大型のものまでさまざまなサイズがあるので、お部屋に合わせたメインの植物としておすすめです。

病気になりにくく、どんどん新芽をだして大きく成長する姿を見られます。

鉢の選び方によって、和風・洋風を選ばずどのようなインテリアにも似合いますよ。

  • 日当たり:薄暗い場所でも可
  • 室温:暑さ得意/寒さ少し苦手
  • 水やり:乾燥気味にする。多少水やりを忘れても大丈夫。

②ポトス

写真のポトスはシンゴニウムと寄せ植えのアレンジをしています。我が家でレッスンをした時の生徒さん作品です。

葉っぱの柄が豊富で、自分の好きな葉色や柄を選ぶことが楽しい品種です。

つるがよく伸び、どんどん成長します。

垂れ下がる形状なので、流行りのハンギングスタイルにアレンジしやすく、場所を選びません。

ホームセンターや100円ショップでも手に入るので、数種のポトスを組み合わせて寄せ植えにすると、よりオリジナルな一鉢になります。

  • 日当たり:薄暗い場所でも可
  • 室温:暑さ得意/寒さ苦手
  • 水やり:葉っぱがしおれたら水やりサイン。

③パキラ

写真のパキラはフェイクグリーンです。インテリアのお仕事で使用しています。

パキラは、風水において「強い気を発する」と言われており、エネルギーが必要な場所に置くとよいとされています。

暖かい季節には、赤ちゃんの手に似た小さな新芽を伸ばし、葉を増やしていく姿はかわいらしいです。

手乗り〜2mサイズなどのさまざまな大きさがあり、置き場所に合ったものを選びやすいのも嬉しいですね。

100円ショップでは、手のひらサイズのものが定番で販売されているので、いつでも気軽に始められます。

大型サイズの場合は、置くだけで部屋の印象が優しくナチュラルになりますよ。

  • 日当たり:直射日光の当たらない明るい窓際
  • 室温:暑さ得意/寒さとても苦手
  • 水やり:乾燥気味で良い。

まとめ

植物を育てるうえで一番大切なことは「植物をよく観察すること」です。

毎日植物を愛でながら、葉の状態をよく観察してお世話ができるようになると、元気に育てられますよ。

今回ご紹介した初心者さん向きの植物を育てながら、インテリアをもっと楽しんでいただけたらうれしいです!

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